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毎週楽しみに見ている番組なんですが 本日は「浅井 忠・珠玉のデザイン作品」ということでたまたま、この”大津絵”がでてきたのでびっくり。
確か10年前にこのイラスト?いや、この絵が面白いと思って買っていたんですが人様にお便りとしてだすのには ちょっと失礼してしまうかなと思ってず~っと引き出しに入れっぱなしでした。
ところが本日、10年ぶりにひのめを見ました。
この絵が三百年の昔より東海道、逢坂の関所付近で、行き交う人々に大谷絵、追分絵として売られていたそうです。
ところが後年には、一般風俗画や風刺画も多く描かれるようになり、いつとはなく大津絵と名付けられ世間に知られるようになり、本来名もない町の画工によって描かれ、代々受け継がれた繰り返しの中から生まれた省略にして自由奔放な力強い線と限られた彩色の妙は題材の奇抜さと相まって、高く評価されていたということです。
この”鬼の行水”絵についての風刺文は「鬼が裸になって湯桶に入ろうと体を洗っても、心を洗わない者への痛烈な風刺画です。
お~怖い怖い、胸がいたいいたいきっとそうなんでしょうね。